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眼の構造と名称

眼の構造と名称と役割

ここでは簡単に目の水平断面図を使って目の構造と名称とその役割を知りましょう。
下記の図は右目を水平に切り取って上から見た図です。

眼球

眼球は直径24mm~26mmくらいの球形をしています。眼球の奥は脳につながる神経や血管の束がついています。
眼球水平断面図

角膜

角膜は厚さが1mm弱の薄く透明な膜でできています。横幅は12~13mm、縦幅は11mmで横にいくらか長い楕円形になります。
角膜データ
角膜は5層からなっており外側から上皮、ボーマン氏膜、固有質、デスメ氏膜、内皮の順番です。
角膜の中央部を角膜頂点、強膜につながる周辺部を角膜輪部と呼んでいます。

角膜5層

ここで大切なことですが角膜は光を透過して網膜に映すための光の通り道なので、血管や血液のない組織なのです。
角膜は生体として生きているので、血液から酸素や栄養を供給してもらえない代わりに、涙から酸素や栄養を供給してもらって新陳代謝しています。
酸素が供給されなくなると角膜は浮腫をおこし膨潤してにごります。コンタクトレンズを長時間装用すると酸素不足になりこのような浮腫を起こすことがります。
コンタクトレンズをはずしてしばらくすると角膜に酸素をたくさん含んだ新鮮な涙が供給されるので浮腫も収まります。
ただ、それ以上無理してコンタクトを入れ続けると浮腫から角膜上皮剥離を起こしてしまいます。

角膜は上皮のキズはきれいに回復して後を残しませんが固有質にいたる大きな傷をおうと混濁が残り光をきれいに通さないので視力に影響を残すことがあります。
コンタクトレンズの使用時間は無理しないで短めにしたいですね。

角膜は涙液中に溶け込んでいる酸素を取り込んでいるのです。酸素はどこにあるかというと酸素は空気中にありますね瞬きすることによって空気中の酸素を涙の中に混ぜ込んでいるのです。だからとっても瞬きをすることは大切なことなのです。また瞬きをすることによって涙が涙腺から分泌されるので眼球に涙をいきわたらせるのにも瞬きは大切なのです。

コンタクトレンズ素材で酸素の透過性が高いものが望まれるのはこのためです。

さらに涙の中には角膜の栄養となるブドウ糖や涙が乾燥しないようにするムチン、殺菌作用のあるリゾチウムなども含まれています。

コンタクトレンズを処方するときには涙の交換がスムーズに角膜や結膜にいきわたるように考慮する必要があります。

角膜に酸素や栄養をいきわたらせるにはレンズ自体の酸素透過性だけでなく、コンタクトレンズを入れても涙が角膜全体にいきわたるようなデザインやBC(カーブ)やDIA(直径)を考慮しなければなりません。

角膜はとても敏感でほかの皮膚の200倍くらい知覚が敏感だといわれています。目にゴミが入った時にものすごく痛いのはこのせいですね。

ただ、角膜の知覚が鈍くなる病気があります。
ひとつには角膜ヘルペスという目の病気です。
そしてもう一つが、コンタクトレンズを使用することによっての知覚が鈍くなることがあります。特に使い捨てコンタクトなど角膜全体を覆うやわらかい素材のソフトコンタクトは包帯を巻いているのと同じで傷があってもそれを覆ってしまうので傷があっても気がつかないことがあるのです。

コンタクトをつけているときには痛みを感じなくても、装着した時やはずした時に痛みやあるようなら傷があるかもしれませんので眼科で見てもらいましょう。

結膜

結膜は眼球の胸膜から角膜の輪部手前までを覆っている球結膜とまぶたであるガンケン部を覆っているガンケン結膜と球結膜とガンケン結膜をつないでいる円蓋部結膜があります。結膜
結膜自体は透明な膜なので色はありません。球結膜が白く見えるのは白い強膜が透き通て見えているから、ガンケン結膜が赤く見えるのはがんけんが透き通て見えているからです。
円蓋部結膜でつながってビニール袋のようになっていますので、コンタクトレンズがずれて目の裏側に入ってしまうと心配する人がいますが、いくら奥へ入っても円蓋部結膜で止められてそれ以上奥へは入りませんのでご安心ください。

強膜

白色で不透明な強い膜です。前方は角膜につながっています。カメラに例えればボデーになります。

脈絡膜

強膜と網膜の間にある膜で血管と色素に富み前方は毛様体につながっています。網膜に栄養を供給する大切な膜です。
カメラに例えると黒塗りの暗幕と電子回路の部分になりますでしょうか。

毛様体

脈絡膜の続きで虹彩の立ち上げ部分までをいいます。毛様体は緊張することでチン氏帯を緩め調節に寄与しています。
この毛様体の動きで近くを見たり遠くを見たりピントを合わせているのです。毛様体

虹彩

瞳孔によって貫かれた円盤状の薄い膜で毛様体につながっています。瞳孔には輪状に走る瞳孔括約筋と放射線状に走る瞳孔散大筋があります。
瞳孔括約筋は瞳孔を閉じるときに瞳孔散大筋は瞳孔を開くときに使われます。虹彩はカメラで例えれば絞りですね。目に入る光の量を瞳孔を大きくしたり小さくしたりすることで調節しているのです。

網膜

眼球の一番内側の膜でカメラに例えるとフィルムに相当する部分です。ここに瞳孔を通して入ってきた映像が映ることになります。網膜
この中心部分を中心窩といいここに視細胞が集まっています。
カメラに例えればフィルムになるわけですからいくら角膜や水晶体やその他の部分がしっかりしていても網膜に問題があると良好な視力が得られません。
網膜は視神経を通して脳につながっている大切な部分です。

視細胞は錐体細胞と杆体細胞があり、錐体は明るいところで色や形を認識します。
杆体は暗い所で働き弱い光を感じます。
網膜は10層の膜でできており脈絡膜より栄養をもらっています。

事故や原因不明のこともありますが網膜が脈絡膜から離れて遊離してしまうことがあります。これが網膜剥離です。視野が欠損したりゆがんで見えたりと視力に影響を与えます。

水晶体

水晶体は屈折と調節に寄与しています。遠くを見たり近くを見たりはこの水晶体が薄くなったり厚くなったりでピントを合わせているのです。水晶体
若いうちは水晶体は透明で弾力がありピントも合わせやすいのですが、年齢とともに濁りや硬くなっていきます。硬くなって近くを見たときにピントが合わせられなくなったのが老視です。一般的には老眼と呼んでいますね。水晶体の濁りがひどくなって見えにくくなるのが白内障です。白内障は昔には失明原因の一つでしたが今は
眼内レンズを入れる手術ですっかりきれいに見えるようになります。

房水

毛様体と虹彩の血管から産出され水晶体や角膜内皮に栄養を供給しています。
房水の流れとしては前房隅角から
毛様体と虹彩⇒後房⇒虹彩⇒前房⇒前房隅角⇒シュレム氏管⇒線維柱体⇒前房静脈へ排出

房水の流れ
常に房水は毛様体と虹彩で産出した量と同じ量だけが前房静脈へ排出され眼球内を同じ圧力に保っています。
ところが前房隅角が何らかの原因で詰まったりすると房水が排出されないので眼球の中でどんどん増えて眼球内の圧力を上げることになります。
眼圧が一定以上に高くなった症状を緑内障と言います。
眼圧が高くなることによって視神経を圧迫したり房水の産出を妨げることになるので、最悪の場合失明したり白内障を引き起こすことがあるので
眼圧が高い人は十分注意が必要です。

眼瞼

まぶたのことを眼瞼といいます。うわまぶたの上眼瞼としたまぶたの下眼瞼があり、この上下眼瞼の間を瞼裂といいます。

眼瞼
この瞼裂の鼻側を内眼角、外側を外眼角と言います。内眼角の上下に眼瞼に溜まった涙を排出するための涙点があります。
瞼のフチを瞼裂縁といいますがここには睫毛が並んでいます。睫毛とはまつげのことです。

涙器

涙を分泌する涙腺と涙を鼻に排出する涙道を含めて涙器と言います。涙器
涙腺は上眼瞼外側と眼窩内にあり、上下円蓋部には副涙腺があります。悲しかったり目が痛かったりする涙は主涙腺から、通常、目をうるおす涙は副涙腺から分泌されています。
涙道は上下涙点から排出された涙を上下涙小管を通じて涙嚢にはいり鼻涙管をつうじて下鼻道へ排出されます。

涙は瞬目(まばたき)によって分泌され涙嚢のポンプ作用によって排出されますのでまばたきはとっても大切です。
またまばたきによって角膜の必要とする酸素を涙液に溶け込ますのですから大きくしっかりしたまばたきをするくせをつけましょう。

コンタクトレンズを使用している人で乾きやすいと訴える人は
・まばたきが異常に少ない人
・まばたきが異常に早く涙液でうるおう前にまぶたがあがってしまう人
・上まぶたが下まぶたにつく前に上がってしまう人
が多いような気がします。パソコンやスマホの画面を長時間見ているうちに夢中になってまばたきを忘れるくせがついてしまったのかもしれませんね。
逆にまばたきを大きくゆっくりと上まぶたが下まぶたまでつくようにしていると、しかっりしたまばたきできるようになるそうです。
コンタクトレンズを使うなら、なおさらしかっりした瞬きができるように心がけたいですね。

視神経