遠近両用コンタクトの通販でのデータと注文方法
遠近両用コンタクトのデータと注文方法
右目と左目のBC(ベースカーブ)とPWR(度数)とADD(加入度数)をプルダウンメニューよりお選びください。
通常選択項目はPWR(度数)とADD(加入度数)がほとんどです。
データを確認
遠近両用使い捨てコンタクトのパッケージにBC(ベースカーブ)、PWR(度数))、ADD(加入度数)、DIA(直径)やEXP(使用期限)Lot(ロットナンバー)が記載されていると思います。
BCベースカーブについて
遠近両用の使い捨てコンタクトはBC(ベースカーブ)はほとんどの商品が1つです。
1つのカーブで多くの人の目のカーブに合うように設計されているからです。なのでBCが1つのレンズがBCを選択する必要がありません。ボシュロムのメダリストマルチフォーカルのみがBC8.7とBC9.0の2つを用意しています。
PWR度数について
PWR(度数)は0.00~-9.00くらいまでの商品が多いようです。
遠視の人向きにプラス度数はほとんどの遠近両用使い捨てコンタクト(マルチフォーカル)で+0.25~+5.00まであります。
なぜなら老眼は近視であろうと正視であろうと遠視であろうと必ず皆がなるものだからです。
ADD加入度数について
ADD(加入度数)は+1.00~+2.50くらいのものが多いです。ほとんどのメーカーの加入度数はADD+1.25、ADD+1.75、ADD+2.25の3段階、もしくはADD+1.25、ADD+2.00、ADD+2.50を採用しています。これは老眼の進み具合に合わせて徐々に加入度数ADDを強くしていくことを考えています。初めから強い加入度数を入れてたいと考える人もいるようですが、遠くを見る遠用部と近くを見る加入度の入った近用部の度数の差が大きくなればなるほど慣れにくく、像が飛んだりして見える範囲が狭く感じます。なので遠近両用コンタクトの加入度は弱いものから初めて、老眼の進行に合わせて徐々に加入度の強いものにしていくのがおススメです。何よりも強すぎる加入度数は老眼の進行を早めたりしますので、必要以上に加入度を強くしないことが大切です。
MAX ADDとは
ほとんどの遠近両用使い捨てコンタクトにはADDの前にMAXと記載されています。今 販売されているほとんどの遠近両用コンタクトはマルチフォーカル(累進多焦点)といって遠用部の度数から徐々に加入度が増えていって一番強い加入度のところをMAX ADDと呼んでいます。要は近用度数の一番強いところがMAX ADDです。徐々に加入度が増えていくということはMAXへ行くまでの途中の度数はもっと弱い加入度ということです。通常ではマルチフォーカルはすべてこの形状なので処方箋などではあえてMAXは記載していません。余談ですがのマルチフォーカル形状と違うバイフォーカルという形状の遠近両用もあります。バイフォーカルは遠用部と近用部がきっちり分かれています。当然 遠用部と近用部には度数の違いから境目ができます。バイフォーカルの長所は境目はできてしまいますが、きっちり遠用と近用が分かれているので目の動かし方さえ上手にできれば遠くも近くも視野が広くはっきり見えてることです。でも最近はバイフォーカルを採用している遠近両用コンタクトはほとんどありません。
※また加入度の表記としてジョンソンならLOW、MID、HGH、アルコンならLO、MED、HIという表記を併用しています。
DIAについて
DIAはレンズの直径のことです。使い捨てコンタクトの商品によって初めから決められた固有の数値ですので選択する必要はありません。DIAがパッケージには記載されていることもありますが、こちらはコンタクトレンズ固有のデーターとして決まっているので注文時には入力いただく必要ありません。
遠近両用コンタクトのデータと注文方法
レンズごとの注文方法
デイリーズアクアコンフォートプラスマルチフォーカル
遠近両用のデイリーズアクアコンフォートマルチフォーカルを注文するときに必要なデータはPWR(度数)とADD(加入度数)です。ADDはLow+1.25とMid+2.00とHigh+2.50の3つです。BCは8.7、DIAは14.0mmと初めから決まっていますので必要ありません。
ワンデーアキュビューモイストマルチフォーカル
遠近両用のワンデーアキュビューモイストマルチフォーカルを注文するときに必要なデータはPWR(度数)とADD(加入度数)です。ADDはLOW+1.25とMID+1.75とHIGH+2.50の3つです。BCは8.4、DIAは14.3mmと初めから決まっていますので必要ありません。
エアオプティクスアクア遠近両用
注文するときに必要なデータはPWR(度数)とADD(加入度数)です。ADDはLow+1.00とMid+2.00とHigh+2.50の3つです。BCは8.6、DIAは14.2mmと初めから決まっていますので必要ありません。
ワンデーピュアマルチステージ
遠近両用のワンデーピュアマルチステージを注文するときに必要なデータは注文するときに必要なデータはPWR(度数)とADD(加入度数)です。ADDは+0.75と+1.50の2つです。BCは8.8、DIAは14.2mmと初めから決まっていますので必要ありません。
メダリストマルチフォーカル
注文するときに必要なデータはBC(ベースカーブ)とPWR(度数)とADD(加入度数)です。BC(ベースカーブ)は8.7と9.0の2つです。ADDはLow+1.50とHigh+2.50の2つです。DIAは14.5mmと初めから決まっていますので必要ありません。