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ハードコンタクト

ハードコンタクトも通販で購入いただけます。シードやメニコン、アイミーや東レ、ボシュロムやHOYAなどほとんどのメーカーのハードコンタクトを扱っています。BC(ベースカーブ)、PWR(度数)、 DIA(直径)の3つのデーターがわかっていればパソコンからでもスマホからでも簡単に注文できます。

ハードコンタクト一覧

遠近両用ハードコンタクト

乱視用ハードコンタクト

ハードコンタクトの長所と短所

ハードコンタクトハードコンタクトは使い捨てコンタクト(ソフトコンタクト)にはない優れた長所があります。

  1. 見え方が鮮明で使い捨てコンタクトよりクッキリ・ハッキリ見える
  2. 乱視があっても、かなりしっかり矯正ができる
  3. 汚れが付きにくく、長時間乾燥しないでスッキリ見える
  4. 安全性が高い
  5. 汚れにくいので取扱が簡単
  6. 長期間使え寿命が長い(上手に丁寧に使えば1年半~2年くらい使えます)

でも、ハードコンタクトには下記の短所もあります。

  1. 異物感が強く慣れるのに2週間から3週間くらいがかかる
  2. 目が敏感な人などいくら頑張っても慣れない人もいます
  3. 小さくて目の中で動くのでゴロゴロしたり白目へずれたりすることがある
  4. スポーツなどで目を早く動かすと目から落ちることがある
  5. 風の強い日などホコリやゴミが入るとすごく痛い

ハードコンタクトの規格(データ)について

ハードコンタクトの購入には必ず下記のデーターが必要です。

  1. BC(ベースカーブ)
  2. PWR(度数)
  3. DIA(直径)

ハードコンタクトの規格

  1. BC(ベースカーブ)は7.40mm~8.30mmくらいで使い捨てコンタクトのBC8.40mm~9.00mmに比べれば、べースカーブは小さくなります。実はハードコンタクトのベースカーブは使用者の角膜のカーブとほぼ同じか0.05mm~0.1mm程度だけ大きくしたカーブでほぼ使用者の角膜のカーブに合わせています。ハードコンタクトは硬いので角膜のカーブとほぼ同じ曲がり具合にしないとレンズがずれたり落ちたりするからです。
  2. PWR(度数)は使い捨てコンタクトの規格とほぼ同じになります。(ハードコンタクトは角膜とレンズの間に涙液レンズができるので、この分だけ度数が変わることがあります)
  3. DIA(直径)はレンズの直径です。8.5mm~9.4mmで使い捨てコンタクトのDIA14.0mm~14.2mmに比べればとっても小さな直径しかありません。ソフトコンタクトの直径は黒目をスッポリ覆って少しはみ出すだけの大きさがあるのに対しハードコンタクトは黒目より二回りは小さな直径しかありません。
  4. CT(中心厚) センターシックネスの略で中心厚と言います。通常0.1㎜~0.13㎜くらいですがこれは商品や度数やサイズなどによってメーカーのほうで任意に決められた数値です。ハードコンタクトの注文時に入力する必要はありません。

ハードコンタクトのデータ

BC(ベースカーブ)について

BCはほとんどのハードコンタクトがBC7.40mm~8.30mmです。目の大きさや、レンズの覆っている部分の涙液の交換を考慮してこのBCが標準になっています。これより小さいBCや大きいBCも製造可能ですが価格は同じですが大きなBCに合わせて特注製作になるので納期が1週間くらいかかります。

PWR(度数)について

ハードコンタクトのPWRは-1.00~-10.00がメーカー在庫の標準になっています。-1.00より弱い度数や-10.00より強い度数も製作可能です。レンズによりますが-25.00くらいまでは製作可能です。価格的には標準レンズと同じですが、特別に製作することになるので納期は1週間くらいかかります。

DIA(直径)について

ハードのDIA(直径)は8.5~9.4mmくらいが標準です。商品によって標準となる大きさが違います。シードのスーパーHiO2やシードのUV-1は8.8mmが標準。メニコンEXやHOYAハードEXやボシュロムEX-O2、アイミーサプルームⅡも8.8mmが標準です。ニチコンEX-UVは8.9mmです。東レのブレスオーハードCLやは9.0が標準です。シードAS-LUNAは9.2mmが標準です。同じ東レでもブレスオーハードⅡフィットは9.3mmが標準になります。ニチコンのハードを使用されていた人はDIAがすべて8.9だったので現在ニチコンがなくなってしまったので困っていると思います。ただ、ニチコンEX-UVはアイミーが製造承認を引き継いで作っています。その他のDIA8.9mmが希望であればシードのスーパーHiO2やUV-1にすればDIA8.9mmがメーカーの特注で購入できます。金額は同じですが特注製作なので納期が1週間くらいかかります。

硬いハードと柔らかいハード

ハードコンタクトは使い捨てコンタクト(ソフトコンタクト)比べれば断然硬いのですが、同じハードコンタクトでも硬いハードと柔らかいハードがあります。硬いハードはシードのスーパーHiO2やUV-1、ボシュロムEX-O2これに対して柔らかいハードは東レのブレスオーハードCLやブレスオーハードⅡフィット、メニコンZ等です。

硬いハードの長所と短所

レンズ自体が硬く形状が角膜の上で撓り(しなり)にくいのでレンズと角膜の歪みの間に涙液レンズができて角膜乱視の矯正がしっかりできる。硬いハードは素材が強く頑丈なアクリルがベースなので傷がつきにくく頑丈、汚れが付着しにくいのも長所です。寿命が長いのも長所です。短所は硬いので目に入れたときに異物感が強く慣れにくい。角膜にしなりにくいので目の中での動きがぎこちなく目の早い動きで白目にずれたり落ちたりしやすいことです。

柔らかいハードの長所と短所

ややレンズの素材が柔らかいので角膜の形状にしなり、なじみつけ心地が硬いハードに比べればやさしく感じます。レンズがDIAがやや大きい(9.0~9.4mm)ので涙の表面張力で黒目からずれたり落ちたり少なくなります。欠点は柔らかいため角膜乱視が強いと角膜の形状に撓って(しなって)乱視が残りやすいことです。また柔らかい素材のハードは汚れが着きやすかったり、傷がつきやすいことです。硬いハードに比べ寿命が短いようです。

初めてハードコンタクトしてみたいなら

ハードコンタクトをご希望なら初めは眼科でハードコンタクトの処方を出してもらう必要があります。使い捨てコンタクトの処方とは全く違いますから使い捨てコンタクトの処方やデーターでハードコンタクトを購入することはできません。必ずハードコンタクトの処方が必要です。

ハードコンタクトは装用感が使い捨てコンタクト(ソフトコンタクト)とは全く違います。慣れるまではゴロゴロ感が気になったり、風が強い日はゴミが目に入り痛かったり、スポーツなどして目を早く動かすと黒目から白目にずれてしまったり、目から落としてしまうこともあります。ただ、慣れるにしたがって徐々に異物感も少なくなり、レンズの動きも目の中で安定するようになり白目にずれたり、落ちたりすることも少なくなります。慣れるのに2~3週間くらいかかると思っていたほうが間違いありません。慣れるまでは落としたり紛失したりすることを考えると家の中で慣らしたほうが安心です。

ハードコンタクトが使えるかどうか確認するには

初めは眼科に行ってハードコンタクトの処方を出してもらいましょう。ハードコンタクトと使い捨てコンタクトの処方(データ)は全く違います。眼科でやってくれるのであればハードコンタクの着脱の練習をしてもらいましょう。着脱方法もハードコンタクトと使い捨てコンタクトでは違います。それとハードコンタクトのケアの方法も教えてもらいましょう。

ハードコンタクトをお試しするときに大切なポイント

ハードコンタクトのお試しトライアルレンズハードコンタクトを処方してもらう時には必ずハードコンタクトのテストレンズ(トライアルレンズともいいます)をつけさせてもらいましょう。もしつけさせてもらった時、それほど痛くなかったり、「これなら慣れられそうだな」とうい感覚があれば大丈夫、たぶんハードコンタクトをうまく使えるようになります。逆につけさせてもらったら、すごく痛くて我慢できない、どんどんつらくなっていく、目が開けられないくらい痛いなどの感覚ならば、残念ですがハードコンタクトはあきらめましょう。ハードコンタクトは異物感が強いレンズなので長所もあるのですが、調子よく使える人は試した人の30~40%です。無理して使っても慣れなかったり、いつもゴロゴロ感が気になったり、長時間使えなかったりしてパフォーマンスが良くなりません。ハードコンタクトは向く人と向かない人がいるレンズなのです。今は優れた使い捨てコンタクトがいっぱい販売されていますから、そちらにするのが良い選択です。

眼科でハードコンタクトを試させてもらう時には表面麻酔剤を使わないで試させてもらいましょう。表面麻酔剤を点眼されると本来、ゴロゴロしたり痛かったものが麻酔で感じなくなってしまうので、実際のハードコンタクトのゴロゴロ感や異物感やが実感できません。ちょっと痛かったりゴロゴロ感など実際の感触を感じることはハードにするかどうか決めるのに大切な要因です。

ハードコンタクトの素材

ハードコンタクトの素材はPMMAアクリルです。ただアクリルは頑丈で透明度が高くキズがつきにくく、良い素材なのですが角膜に必要な酸素をまったく透過しません。そこでハードコンタクトはレンズのサイズを角膜よりふた回り小さく(8.5~9.2㎜)して角膜を覆う部分を少なくして角膜に酸素を含んだ涙液がいきわたるように考えられています。またサイズを小さくするだけでなくレンズのある部分の涙液や酸素が供給できなくなるので実際の角膜のカーブより1段から2段くらい曲率のゆるいカーブのレンズを処方します。さらに瞬きすることでレンズが上下にゆるやかに動くように処方します。こうすることによってレンズの下面に涙液を供給することができます。なので黒目より小さなレンズが角膜上を上下に動くので異物感が強いのです。

ただ、あまりに硬かったり、レンズが小さくて動きが大きすぎると異物感が強くなるので酸素透過性のハードが登場しました。こちらはアクリルに酸素の透過性のあるシリコンを含有させたり、酸素の透過性大幅にアップするホウ素を重合させたレンズ素材です。酸素を透過することでアクリルだけのハードコンタクトよりサイズを大きくできたり動きが少なくて済むので装用感が向上しました。また、厚みを薄くしたり硬さがいくらか柔らかくなり目の形状にしなりもあるので装用感は向上しています。特に酸素透過性を高くしたEXタイプのレンズは装用したまま眠るとことができる連続装用可能なタイプも出ています。(連続装用するには眼科医の許可が必要です)

ハードコンタクトのはめはずしと取り扱い方法

ハードコンタクトの つけ方・はずし方について

ハードコンタクトの つけ方・はずし方も使い捨てコンタクトとは違います。つけ方は使い捨てコンタクトとほぼ同じですが はずし方はまったく違うので処方をしてもらった眼科やコンタクト専門店で着脱の指導を受けましょう。

ハードコンタクトの つけ方・はずし方の詳細

ハードコンタクトの ケアの仕方

ハードコンタクトの保存用ケースは水中ケースといって使い捨てコンタクトのものとは違います。また保存液や洗浄液もハードコンタクト専用のものがありますのでこちらを使いましょう。

ハードコンタクトの取り扱い方法の詳細